内部紛争(アメリカ)

うちのベンチャーはいつも問題を抱えている。

今回は、ベンチャーパートナーとの問題。

昨年秋にベンチャーの資金が底をついて以来、アジア側からの借入れにて運転資金を賄っているのだが、それが常に問題を引き起こす。

ベンチャーの資金が尽きるまでは、アメリカ側が主導していたこともあり、スタート当初の待遇を維持していた。しかし、秋以降、責任を取る意味もあり車や保険などの福利厚生を下げ、すべてを含めた固定給に切り替えた。

つい最近、何かの話題からこの固定報酬の話に移ったのだが、その時のアメリカ人たちの解釈の違いに度肝を抜かれた。

彼らは、当初の待遇はベンチャーを組織した時に決まったもので不変であり、秋に下げられた福利厚生などの差額は会社が儲かった時に払い戻されると考えていたのである。
そればかりか、借入れを増やして報酬を増やせないかと要求してくる。

本来であれば、資金が底をついた時点でビジネスをクローズするという選択肢もあり、経営陣はそれを自覚して当然だ。事業が続けられているだけ幸せであり、経費が絞られるのは誰が考えても当然だ。
が、奴らは勘違いしてやがる。

その場では分かった振りをしているが、喉元過ぎれば・・・というやつである。

借入れという暫定処置もさすがに半年も続けば不満も聞こえてくる。

個人的にはここまで来るとどちらでも良い気がするのだが、アジア側としては、投資額が額だけに簡単に手を引けない。

アメリカ人はその弱みを利用して、こちらがこれ以上経費を絞ろうとすると「それならこのビジネスをやめよう。こちらはいつでも構わない」などと脅してくるから性質が悪い。

結局、そのようなやり取りが半年ほどズルズルと続いている状況で、毎月報酬を払う際に問題になっている。

最悪の場合、訴訟して権利や技術を押さえてビジネス全体を再構築するか、倒産を前提として損害賠償の訴訟をするか・・・などという選択肢も考えざるを得ない厳しく悲惨な状況である。

傍から見ると面白い事件だが当事者はえらいこっちゃである。
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