アジアからのオファー

うちのベンチャーの技術が特殊であるからか、出資やライセンスの話を持ちかけるとすぐに飛びついてくる。

投資会社側のコネがアジアなので、アジアが中心になるが、今まで、日本はもちろん、韓国、中国、香港、台湾、ベトナムなど、手を上げる企業や個人は多岐に渡る。

しかし、何度も言っているように、現在未だに成功どころか、ビジネスとして成り立つ段階まで来ていないのが問題だ。

それはともかく、話が進むと会社に資金が入ってくるので単純な他の連中は歓迎している。

一口に投資といってもいろいろで、増資とするのか、発行済み株式の売却か、またはアジアでビジネスを展開するのか。

当然ながら投資する側にもこちらにも選択肢や条件があり、駆け引きもある。

いくつか話が進んでいるのだが、今回はアジアでの展開。


未だ利益は出していないものの、それは目の前と考えており、「アメリカで始めた事業をこちらが技術を供与して他国で展開する」というのが主旨。

簡単に聞こえるがこれがまた大変なプロジェクトだ。

一般的な事業であれば、設備などは現地調達を中心に行い、技術面でのサポートをすれば済みそうな話だが、この事業はそうは行かない。

装置はほぼカスタマイズなので全てアメリカで製作し、アジアに納入&据付となるのだ。



現地の設備や運営開始時の技術サポートなど、考えれば考えるほど頭が痛くなる。

資金面を見ると先方は設備だけでも億単位が動くことになるのだが、それに加え、このビジネスを展開するに当たってロイヤルティーやライセンスの問題がある。

技術供与して先方が儲かるのであれば、こちらも利益を享受することになるのが当然だからだ。

このやり方も様々で、ライセンス料として最初に請求するのか、売上げや利益からパーセンテージで還元させるのか、または毎月サービスフィーとして固定費を請求するのか、などなど。

いろんなやり方があるのだが、強欲なアメリカ人はいくつも要求しようとする。
まぁ交渉の中で削られるであろうから最初は織り込めるだけ織り込もうというところだろうか。

細かいことは抜きにして考えても最低10億円規模以上のプロジェクトとなること必至で責任重大である。


向こうにそれだけの資金力があるのかどうか疑問だが、こちらも無理して自分にプレッシャーを掛ける必要など無いような気がするのだが・・・
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。