数千万円の損失

うちのベンチャーは未だに売上が上がっていない・・・
6月にはもう少しで売上だというところまで漕ぎ着けながら、そこから数ヶ月に渡って大失敗をしてしまった。

これはその時の話。

そもそもの計画では、というよりこのビジネスを始めた段階から、うちの技術を使用した製品は直接売れるという前提だった。

ところが、潜在顧客や取引先などと話をして具体的になってきた途端、風向きが変わってきた。
これには日本とアメリカの普及技術や規模の違いなど様々な要因が絡んでいるが、そんな理由はどうでもいい。
要はアメリカで売るには後処理が必要ということになった。

そこで、後工程を委託できる先をいくつか当たり、サンプルを提供して品質を確認することに。有望と思われる3箇所にサンプルを出したがまともに帰ってきたのが2箇所。(この地点で再検討すべきだったのかもしれないが)結局、その内の1箇所に決めた。
理由はさまざまで、場所、価格、管理の容易さ・・・いろいろあった(はず)。

ところが量産に入ろうとすると、「設備に一部修理が必要」だの、「材料が足りない」だの言い訳の嵐。
現地に行って監督するも現地の管理者は文句ばかり・・・
設備の管理もこちらが主導を握っていたため、設備のリース料だの修理費だの経費ばかり嵩み、最終的に30万ドル(3千5百万程度)以上を注ぎ込んだ。

で、初期ロットは失敗、数十万ドル以上と予測していた製品は無価値に・・・どうしてくれよう。

詐欺のような話だが、実はその設備は5年以上動いていなかったにもかかわらず、昨年まで動いていたので動作は保証すると先方が言っているという情報がどこからか湧いてきていた。
そして、そのことを経営陣の一部は承知していたから悲惨である。

はっきり言って訴訟問題である。
でも、訴訟している暇も資金も無い。

結局先方とも喧嘩別れ、内部でも責任のなすり合いという最低なシコリが残った状態で新たな解決策を模索することになったのだが、それは8月も半ばになった頃であった。。

2ヶ月半と4千万円のロス。
本来の製品のコストや売上を考えると莫大なロス。

その後、うちの会社が資金不足のため、しばらく生死を彷徨うことになるであろうことは関係者全員が予測できたことであった。
この記事へのコメント
毎回、楽しみにブログを見ています。
いろいろ大変やけど応援しています。!
がんばれ〜 By富士山
Posted by at 2006年11月30日 22:13
毎回、楽しみにブログ拝見しています。
いろいろ大変やけど応援してるで〜
By富士山
Posted by at 2006年11月30日 22:17
応援ありがとう!
まだまだ波乱万丈は続きそうですが、気合入れて頑張ります。
何事も経験ですね。
Posted by 管理人 at 2006年12月10日 15:18
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